荷物毎に重さ、サイズ、数量を入力、荷物は25種類まで入力できます
実重量と容積重量を計算して航空・海上・トラック運賃に適用される重量が判ります
1.航空運賃の容積重量について
航空貨物の運賃重量は、IATA(国際航空運送協会)の規定に基づき、単位をkgとし、容積重量と実重量のいずれか大きいほうの値を適用します。
- 実重量
- 梱包を含めた貨物の実際の重量(kg)
- 容積重量
- 貨物の容積を6,000立法センチメートル当たり1kgとして換算した重量
(インチの場合は、366立法インチ当たり1kg) - 算出方法
- 容積重量=縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷6,000 (cm3/kg)
(端数は0.5kg単位に切り上げ) - 計算事例
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重さが10kgで、サイズが 縦40cm×横40cm×高さ40cmの貨物の場合、容積重量は
「40×40×40÷6,000=10.66666…≒11kg」と計算されます。
結果、実重量10kg < 容積重量11kgとなり
容積重量11kgをもとに料率が適用され、
航空運賃が計算されます。
なお、航空運賃は大口になるほど適用される料率が下がる仕組みになっています。詳しい運賃などにつきましては、お問い合わせください。
2.海上運賃の容積重量について
海上貨物の運賃重量は、荷物の縦・横・高さをメーター(m)でかけ算した値を容積重量(単位:M3)と呼び、この値を適用します。
- 容積重量
- 縦(m)×横(m)×高さ(m)=M3
- 計算事例
- 縦、横、高さがそれぞれ1.5mの立方体の容積重量は、1.5m×1.5m×1.5m=3.375 M3 となります。これをもとに料率が適用され海上運賃が計算されます。
3.トラック運賃の容積重量について
トラック貨物の運賃重量は、単位をkgとし、容積重量と実重量のいずれか大きい方の値を適用します。
- 実重量
- 梱包を含めた貨物の実際の重量
- 容積重量
- 縦(m)×横(m)×高さ(m)×280kg
(端数は0.5kg単位に切り上げ) - 計算事例
- 重さが200kgで、縦、横、高さがそれぞれ1.0mの立方体の容積重量は、1.0m×1.0m×1.0m×280kg=280kg となります。この立方体の実重量は200kgですが、容積重量が280kgであるため、大きいほうの280kgが運賃重量となり、それをもとに料率が適用されトラック運賃が計算されます。
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